あれは、忘れたくとも忘れられない。
あれほど痛んだ経験は過去類を見ない。
噂に聞いていたけど、ここまでとは思ってなかった。
まさか私(その当時20代)が、あの風に吹かれても痛いと言う、悪名高い痛風になるなんて!
認めたく無かった。
風邪を認めたら負けみたいな気持ちでした。
急に足が痛くなってきた。
初めは、昔捻挫したところが冬になりうずいているのかな?くらいな僅かな痛みだった。
そこから1日毎に痛みが増してきた。
幸い近くに接骨院があり、そこの先生に相談した。
たしかに足首が腫れてるから、サポーターをつけて冷やしましょう固定して様子を見てね。と言われた。
初めはそれで良かった。
しかし、それからひとつき経って、また疼き出した。
何度か先生に相談をした。
ある時先生が言った。
「これって、痛風なんじゃないの?」
認めたく無かった。
まるで私が贅沢三昧みたいで金使いが荒いように感じたから(しょうもない)
さまざまな言い訳を考えて、その事を必死に否定していた。
大学時代、何かのきっかけで血液検査をした。
尿酸値は、8.0だった。
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